タイで生活していると、日本とのちょっとした違いに気づくことがよくあります。今回はその中でも「公衆トイレの石鹸事情」について。
バンコクのとある大型商業施設のトイレを訪れたときのこと。
洗面台は複数あるのに、石鹸ディスペンサーは1つだけ。
10コ並んだ洗面台のうち、石鹸が設置されているのは端の1カ所だけでした。
「え?なぜ全部につけないの?」
日本ならどの洗面台にも必ず石鹸がありますよね。小さな差ですが、気になります。
💡考えられる理由
1️⃣ コスト削減
複数設置すれば石鹸の補充・管理の手間とコストが増えます。特に人件費を抑えたい施設では、必要最小限の設置にとどめているのかも。
2️⃣ 利用者の慣習
タイでは手洗いを簡単に済ませる人も多く、石鹸を使う人自体が少ないことも。文化的な習慣の違いが背景にあるのかもしれません。
3️⃣ 管理の効率化
1カ所にまとめることで、「石鹸切れ」が起きたときの管理が楽になります。少数設置なら、スタッフが見回る場所も減ります。
4️⃣ 空間デザインの意図
タイの高級施設では見た目のデザインが重視されることが多く、「シンプルに美しく見せる」ために最低限の設置にしている可能性も。
🧼使う側としての注意点
石鹸が一つしかない場合、どうしても人が集中します。混雑時には少し待つ覚悟が必要です。また、タイでは携帯用のハンドジェルや除菌シートを持ち歩いている人も多く、これは意外と実用的な対策です。
✍️まとめ
旅行者としては「不便!」と思うかもしれませんが、これも現地の文化の一部。
ちょっとした違いを楽しむ心の余裕を持つと、旅がぐっと面白くなります。
タイの公衆トイレ、次に訪れるときはぜひ石鹸の数にも注目してみてくださいね。
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