パーソナルジム業界、もうブームは終わってる
最近あらためて思うのは、パーソナルジムのブームって、とっくに終わってるよなということ。
需要がなくなったわけじゃない。むしろ健康意識は上がってるし、運動したい人も増えてる。ただ、それ以上に供給が増えすぎた。店舗数が一気に増えて、完全に競争市場になった。
その結果どうなるか。単純に、儲からなくなる。
昔は1時間1万円でも普通に集客できた。競合が少なかったから。でも今は、選ばれる理由がなければ埋まらないし、価格も下げざるを得ない。
これ、美容院と同じ構造だよな。髪を切りたいという需要は消えないけど、数が増えれば増えるほど競争になって、単価は下がる。今の美容院って、1時間4,000〜5,000円くらいが普通。パーソナルジムも、いずれそのあたりに収束していく可能性は普通にあると思う。
今年の春〜夏が分水嶺
たぶん今年は重要な年になる。
特に4月〜夏場。ここって例年、ジム業界の繁忙期だけど、ここで数字がどうなるか。ここで集客がしっかり取れるならまだ戦えるし、もしここで崩れるなら、やり方を変えないと普通に詰む。
感覚じゃなくて、数字で判断するタイミングだと思う。
今考えてる打ち手
今のところ、方向性として考えてるのはこの2つ。
法人向けトレーナー派遣
個人のダイエット需要じゃなくて、企業向け。
社員の健康維持とか、運動習慣の定着とか。福利厚生としての運動。
これ地味だけど安定する可能性あり。企業側にもメリットあるし、「健康経営」とかいう流れもあるし、個人相手よりブレにくい。
直営店のFC化
もう一つは、直営を減らしてFCにする。
オーナー兼トレーナーで回してもらう形。
これの一番のメリットは、離職リスクが消えること。正直、集客と同じくらい怖いのってトレーナーの離職だからな~ここが崩れると一気に終わる。
FCにすれば、本人の売上=本人の収入になるから、本気度も上がるし、構造的に辞めにくくなる。
しかも、仮にうまくいかなくても本部のダメージは限定的。撤退コストもほぼかからない。
リスク下げて、次に行く
市況が悪くなってる事業は、無理に伸ばすよりリスクを下げる方向に持っていく。
で、浮いたリソースを次の事業に突っ込む。
これ、シンプルだけど一番現実的な動き方だと思う。
どの業界も同じ
結局、どの業界も栄枯盛衰ある。
税理士の顧客見ててもそう。ヨガやってた人が、ピラティスに客取られて苦しくなってるとか普通にある。祖業だからなんて気にせずに、環境の変化を捉えて適切なタイミングで提供するサービスを変えていかなければならなかったのかもしれない。
変化に対応できなければ、生き残るのは難しい。
最後に
税理士やってると、いろんな業界のリアルな数字が見える。これは正直かなり恵まれてる。
だからこそ、自分の事業も「なんとなく」でやるんじゃなくて、構造で考えて、必要ならちゃんと変える。
市況に合わせて動けるかどうか。それだけだと思う。

コメント